2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
きものの襦袢に縫い付ける半衿は汚れを防ぐ実用的なものから、顔まわりを華やかに彩るおしゃれなアイテムへと変化。染めや刺繍などを施した贅沢なものがつくられるようになりました。池田重子はきものだけでなく、繊細で表現豊かな刺繍衿もたくさんコレクシ…
筥迫(はこせこ)とは 女性が正装の際に懐中に忍ばせた紙いれ。 昔は上流階級の女性は荷物を持たず、大切なものは襟の合わせ目に入れていました。次第に胸もとを飾る装飾品としての価値があがり 金襴緞子や刺繍など手の込んだものが作られるように。身分や格…
池田重子コレクションの多くは大正から昭和初期につくられたアンティーク。 希少価値の高い一点ものなので、通常一般にはお貸出ししていませんでしたが、 「最高に美しい時代の着物を人生のもっとも美しい瞬間にお召しいただきたい」という 故池田重子の願い…