池田重子 ウエディング・コレクション

日本一のアンティークきものコレクター、池田重子の美意識をつぶやくブログ。貴重な花嫁衣裳や和装アイテムをご紹介しています。

引き振袖【花丸文様刺繍】池田重子創作

池田重子創作による引き振袖。 純白からほんのり桜色に染め上げた優しい地色が、 花嫁さんの肌を美しく引き立てます。 上品な輝きを見せる紋綸子地に 松竹梅と鶴亀のおめでたい古典文様を 金糸刺繍で表しました。 紋の位置には檜扇と花を刺繍しています。池…

打掛【松竹梅に檜扇文様刺繍】昭和初期

向かい鶴菱の紋緞子地に、金銀糸で松に梅、 そして彩り豊かに平安王朝の優雅を語る 檜扇文様を刺繍した古代美薫る打掛。 現代では再現不可能な究極の職人仕事で 作られた最高級の打掛は 花嫁を可憐に引き立てます。 打掛 松竹梅に檜扇文様刺繍【昭和初期】レ…

引き振袖【白地花丸文様】池田重子創作

池田重子がコレクションしたアイテムは 着物、小物合わせて1万点にものぼりますが なかには希少価値が高く着用できない衣装も…。 そんな古式豊かなデザインを現代に伝えるため 池田重子は自らのコレクションを復刻した新作や 独自のセンスによる創作衣装も手…

引き振袖【黒地 松鶴文様】昭和初期

裾を長く引いた優雅な着こなしが人気の引き振袖。 引き振袖のなかでも黒地のものは「 黒引き」と呼ばれ 江戸後期から昭和初期まで広く一般的な花嫁衣装でした。 こちらの衣装は昭和初期の逸品。 松の幹には絞りを、葉と鶴には刺繍を施した格調高い引き振袖で…

白打掛【若松文様刺繍打掛】昭和初期

平安時代以来、尊ばれた有職文様の向かい鶴菱を地模様に織り出した白地に、 霞と根引きの若松を金銀で刺繍した、清楚な面持ちの打掛です。 若松には、嫁ぎ先に根付くようにとの願いが込められています。約70年前の貴重なお衣装ですが、可能な限り手入れをし…

引き振袖【真朱色瑞雲飛鳩文様】昭和初期

池田重子がコレクションしてきたのは、 明治、大正、昭和に渡って繰り広げられてきた 着物黄金時代の衣装や帯、帯留、半襟、髪飾りなど。 2015年10月に89歳の生涯を閉じるまで、 独自の審美眼によって集められたアイテムは1万点以上にのぼります。 その貴重…

振袖【水浅葱色桜尽くし】昭和初期

紅白に金色の大ぶりな八重桜が美しいお振袖。披露宴でのお色直し、そして、結納の席にもぴったりの華やかな一着です。帯は赤地に金銀の刺繍で紗綾形に桜や橘などの花の丸模様を表しています。桜の刺繍半衿で、桜尽くしにコーディネイトしました。 振袖 水浅…

帯留め〜ゴールデンパールとサファイア〜

池田重子コレクションにおいて、きものと並び絶大なる人気を誇るのが帯留。 真珠やダイヤモンド、珊瑚といった贅沢な素材を使い、職人が手作業で拵えた逸品は、思わずため息が出るほど精巧なものばかり。ひとつひとつに込められたストーリーは時代を超え、私…

刺繍衿

きものの襦袢に縫い付ける半衿は汚れを防ぐ実用的なものから、顔まわりを華やかに彩るおしゃれなアイテムへと変化。染めや刺繍などを施した贅沢なものがつくられるようになりました。池田重子はきものだけでなく、繊細で表現豊かな刺繍衿もたくさんコレクシ…

筥迫(はこせこ)

筥迫(はこせこ)とは 女性が正装の際に懐中に忍ばせた紙いれ。 昔は上流階級の女性は荷物を持たず、大切なものは襟の合わせ目に入れていました。次第に胸もとを飾る装飾品としての価値があがり 金襴緞子や刺繍など手の込んだものが作られるように。身分や格…

引き振袖【黒縮緬地 光琳松鶴吉祥文様】昭和初期

池田重子コレクションの多くは大正から昭和初期につくられたアンティーク。 希少価値の高い一点ものなので、通常一般にはお貸出ししていませんでしたが、 「最高に美しい時代の着物を人生のもっとも美しい瞬間にお召しいただきたい」という 故池田重子の願い…

引き振袖【白孔雀】〜平成の花嫁に贈る温故知新の洗練美〜

コレクションのご紹介 引き振袖【白孔雀】 池田重子からのメッセージ 〜平成の花嫁に贈る温故知新の洗礼美〜 私のコレクションから「いいとこ取り」してデザインした引き振袖。霞がかかる澄んだ群青色の空には蝶、地にはバラや野の花が咲く園に白孔雀がたた…

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【池田重子 ウエディング・コレクション】より 池田重子が大切に保管してきた花嫁衣裳を中心に、帯留めや髪飾りなどの小物、お出かけ用の訪問着や留袖、お子さんのご衣裳まで、貴重なコレクションをご紹介して参ります。 また、衣裳をお召しになった花嫁さん…